シリーズ: 団鬼六
原作 団鬼六 夕顔夫人
夢路と和江の華道家元対談記事を担当した木崎は、由利子を騙して処女を奪ってしまう。妹を愛する夢路は抗議に赴くが、木崎はすでに島原流の乗っ取りを画策する和江と共謀していた。囚われた姉妹。決して屈することなく毅然と責めを受けようと決意する気高い夢路。そして、姉妹監禁調教の日々がはじまる…。
原作 団鬼六 生贄の檻 友田真希
社長令嬢の秋子は武雄との結婚に反対され駆け落ち。心臓を患う武雄の看病をし、貯金を切り崩しながらの団地暮らしだが幸せだった。そんな折、同じ団地に住む時江と親しくなった秋子。時江は夫の借金で家計は火の車、秋子もまた、貯金が底をつき、武雄の治療費を工面するのに苦心していた。そんな中、時江が無利子で金を貸してくれる業者があるからと秋子を誘い…。
原作 団鬼六 愛奴夫人
美しいものには秘密がある。美術史専攻の私が大学で学んでいるのは、美の秘密だ。美術品だけではない。あらゆる自然、その色や形や音、動きやたたずまい…人もまた、自然の造形の一つである以上、美の秘密を隠しているはずだ。……青木先生と絹代夫人。ふたりの間には、なにか秘密がある。