わき毛が生えるまで監禁され続けて 向井藍
身に覚えのない荷物を受け取った直後、私は配達員に襲われた。犯●れて荷物のようにトランクに詰められた私が連れて行かれたのはどこだかもわからない荒れた民家だった。あれから何日経ったんだろう…。恥ずかしくも生えはじめたわき毛が、私の監禁生活の長さを物語っていた。
わき毛が生えるまで監禁され続けて 永井マリア
突然鳴り響いた大きな物音で目を覚ますと、そこは鉄格子に囲われた薄暗い牢屋のような場所だった。思わず悲鳴を上げた私に見知らぬ男がひと言「静かにしろ」。助けを求めて叫ぶ私の首を締めながら、男は私を暴力的に犯したのだった。あれから何日経ったんだろう…。恥ずかしくも黒々と茂る私のわき毛が監禁生活の長さを物語っていた。男は相変わらず私を犯しに毎日やってくる。
わき毛が生えるまで監禁され続けて 森沢かな
目を覚ますと誰もいない部屋にロープで繋がれていた。やがて現れた男が馬乗りになりながら言った。「いくら叫んでも誰も来ないよ（笑）」その日からここでの生活が始まった。男が出ていく度に逃げようと思ったけど怖くて…。怖くて、その扉を開ける気にはなれなかった。
