シリーズ: 雪村春樹全集(赤ほたるいか/妄想族)
雪村春樹全集 23 知世奏
持って生まれたエロい躯で愛人になった奏のいやらしいところをより卑猥に感度良くする縄調教。愛人になる動機もさまざま。自分さがしのため、東京に出てきた奏。そのために生活支援してくれるスポンサーがいる。もともと縄は恋人や旦那に律儀な女を崩してゆくもの、その女の隠れた部分を引っ張り出して堕とし壊してゆく、そこが縛りの醍醐味なのだが…仕方ない、さびしさと切ない気持ちだけを抱くのに縛るか。
雪村春樹全集 22 山本美和子
浮気妻…「浮気封じの股縄」貞操帯を毎日つけて出かける主人だがその股縄で美和子を満足させているわけではない。逆に中途半端なかたちでじらす毎日。悶々とする美和子…独りでいじくることもできない。パンパンにはれあがりそうな肉欲…もう、たまらない。そこに主人が仕掛けた男が風呂釜の修理と称して美和子を襲う。股縄を切られ抱かれ燃え上がった美和子。おそるおそる主人の帰りを待つ。
雪村春樹全集 21 椎名ひかり
「抱いたろか…お前はもう俺のモノなんやから…」脱がそうした瞬間、ひかりの躯がふわーと受け入れたのを感じた。これが男を受け入れる瞬間なんやろう。もう縄奴隷になった気分なのか彼女のなかのマゾヒストのスイッチが入ったようだ。縛り羞恥するたび、恥ずかしそうな反応がそそる。男がいなくては淋しくてたまらない、わたしの居場所は男の腕のなか、縄にがんじがらめに縛られてこんなにしあわせになれるなんて…。
雪村春樹全集 20 原望美
つん、と尖った美乳マゾ。どすけべで変態の望美がいつも妄想するのは「躯じゅう蛇に巻きつかれ支配されてる己が姿…」きつく、きつく縛られたい願望をどうやら強くはげしくつのらせているらしい…。