監督：水咲貴継

午後三時の団地妻竹内瞳

マイホームを夢見てパートに励む瞳。夫はたまのデートすら貯金に回せと渋るようになり、瞳は少し寂しさを感じていた。一方、瞳の紹介で同じ団地に越してきた同僚の杉浦は、時折寂しげな顔を見せる瞳が気になり始めていた。

隆司と亜衣そして先輩の杉浦は大学時代の盟友。後に杉浦は渡米し成功を収める。そんな折りに日本から届いた隆司と亜衣の結婚報告。時は流れ、幸せな日々をおくる隆司と亜衣の前に、アメリカにいるはずの杉浦が現れて…。

世話になった先輩が失業し、職を求めて上京すると聞き、恩返しに居候してもらいたいという夫の頼みを快く受けた慶子。しかし夫は急な出張で家をあけることになる。ひとつ屋根の下、互いに意識してしまうふたり。そして…

経営する工場の業績が傾き、家を手放し団地に移り住んできた佐々木夫妻。二人三脚で乗り越えようと尽くす妙子だったが、団地の人間関係に戸惑いを隠せずにいた。ある日、立ちくらみを起こした妙子は隣人に介抱されるが…。

そろそろ子供欲しいな。陽子の焦りを知ってか知らずか気のない返事ばかりの夫に、陽子は一抹の寂しさを感じていた。そんな陽子に想いを寄せる今野は、夫妻の留守を狙って忍び込むも、陽子と鉢合わせてしまい…。

単身赴任の夫が帰って来るのは週末だけ…。たまのデートも仕事で流れ、気にしてない振りをしながらも早苗は心に隙間風が吹き抜けるのを感じていた。一方、隣に住む杉浦は、いつも物憂げな顔をしている早苗が気になり始め…。