シリーズ：CLUB TAKARA | うぇぶ☆あだると

CLUB TAKARA 第5話【衝撃の終結】

みんなが戻りたかった場所「CLUBTAKARA」次々に女の子が辞めていく現状に、心痛めていく大ママ花江は過労で倒れてしまう。沢村麻耶から「アナタもおかしいと感じているのではないか？」と言われた伊織涼子は、自身の計画が露呈していた事を恥じた。しかし、この状況を望んでいた訳ではない事を伝え、一人吉村に会いに行く。共闘し、「CLUBTAKARA」を乗っ取ろうとしていたはずの男達も、今更ながら誰かに踊らされている感が否めなかった。

CLUB TAKARA 第4話【新たに現れた謎の男】

仕掛けていたはずの罠は、偽りの笑顔によって崩壊する場所「CLUBTAKARA」伊織涼子は、自身の策略が成功した事を喜んでいた。沢村麻耶が失墜し、彼女の上客を奪い取る事が出来たからである。しかし伊織涼子もまた男達にとって手駒の一部にしかすぎなかった。母から店を奪い自分の物にしようとしていた四条も吉村に脅され暴力に屈してしまう。外堀から徐々に埋め尽くされ、追い込まれてゆく「CLUBTAKARA」はたして渦の中心にある物は何なのか？

CLUB TAKARA 第3話【欲望が動き出す】

居心地の良かったはずの場所「CLUBTAKARA」崩壊への序章は既に始まっていた。引き連れていたキャスト達が次々に辞めたいと言い始めた事で沢村麻耶は困惑する。自分を慕ってくれていたはずなのに、と。大ママ花江を心配させたくない沢村麻耶は一人悩み始める。が、この状況にどうする事も出来なくなった沢村麻耶は、山形氏に相談する…男達を率い、女達を引き裂いていく黒い影は、大きく、怒濤のごとき勢いで「CLUBTAKARA」を飲み込もうとしていた。

CLUB TAKARA 第2話【次々に襲われるホステス達】

客も増え昔の華やかさを取り戻していた場所「CLUBTAKARA」不協和音が奏でる歪みが静かに微かに聞こえ始める。売り上げを順調に伸ばし、スタッフもキャストもさすが伝説の女、沢村麻耶と慕い始めていた。しかし、伊織涼子は沢村麻耶の存在を納得していなかった。慕っていたはずの大ママ花江が沢村麻耶を可愛がり始めたからである。花江に疑念を抱くようになった伊織涼子は、花江の息子四条に問いただし…不適に笑う黒い影がゆっくりと「CLUBTAKARA」に近づいてくる。

CLUB TAKARA 第1話【戻る憩いの場】

不況の波に呑まれかけている場所「CLUBTAKARA」大ママ花江は、もう一度あの華やかだったお店を取り戻したいと考え、娘のように可愛がっていた伊織涼子の事を思い出す。「CLUBTAKARA」がこんな状況だと知らなかった、伊織涼子は花江の為にと店に戻る事を快諾した。時を同じくして、沢村麻耶にも電話がかかって来ていた。「CLUBTAKARA」で働かないかと…数日後、花江が待ち望んで日が訪れた。伊織涼子、沢村麻耶はそれぞれ女の子を率いて「CLUBTAKARA」に出勤して来たのである。