シリーズ: たびじ
たびじ 母と子のふたり旅 奈良崎みづき
数年に1度、親戚一同で温泉旅行に来ていた。今回もみんなで来るはずだったが集団食中毒になってしまい、僕は母と二人久しぶりの親子旅行へ。温泉へつかり用意してあった食事を頂きながらお酒を飲む。ほろ酔いになった母は再びお風呂へ行くと戻ってきて、人がいないからと言って、一緒に入ることに。僕は母の裸体に興奮してしまい何も話せなくなってしまっていた…
たびじ ●校教師 北条麻妃
都内某所。都会の喧噪の象徴ともいうべき、主要都市の大規模な駅の構内。美人教師・麻妃は、手にカバンを持ち、颯爽とホームへと向かっていった。そして、電車に乗り込み、切なそうな目つきで車窓を眺めた。彼女の向かう場所は、以前赴任していた田舎町。そこにまだ住んでいる、元教え子・真田に、英語を教える為に向かっていた。二年前、麻妃は都心に赴任する事となり、田舎町を離れた。
たびじ 母と子のふたり旅 伊織涼子
萎びた温泉旅館で働く涼子。彼女は息子を置いて出て行った過去があった。その旅館へひとり旅の大学生がやってきた。彼は涼子を見て驚いた。なんと彼は涼子が置いていった息子だったのである。涼子も驚き大きくなったねと近づくが彼に母親面するなと怒鳴られてしまい部屋を後にした。深夜、涼子が温泉に浸かっていると、彼が入ってきた。驚く二人。しかし彼は涼子の裸に興奮してしまい襲い掛かってきた。涼子はビンタし浴室をあとにした。その後、涼子の部屋にこっそり現れた彼は、ずっと寂しかったと言い、涼子の乳房に吸い付いていた…
たびじ 母と子のふたり旅 川上ゆう
嫌なことがあると酒に逃げ暴力を振るっていた夫。そのせいで引きこもりになった息子。母として守り切れず苦労した。が、夫が事故で亡くなりゆうはほっとした。ゆうは息子との関係を修復すべく温泉旅行へと息子と二人でやってきた。ゆうは1人温泉へ浸かり息子との関係をどうするか悩み涙した。その後、ゆうの浴衣姿を見た見た息子は欲情しゆうを襲おうとするがゆうは息子をビンタした。その夜、息子から再びやらせろと言われたゆうは、わかった好きにしていいと言い、自ら息子へキスをした…
たびじ 母と子のふたり旅 田所百合
夫を早くに亡くし、女手一つで息子を育てた百合。そんな息子も成人し、都会で就職したまでは良かったが、日に日に暗くなってゆく息子を心配していた。百合は息子を元気付けようと温泉旅行を計画した。宿に着き一服。温泉へ入ろうと言うと、一緒に入りたいと息子が言った。百合は戸惑ったが元気のない息子を心配し一緒に入った。穏やかに流れる時間の流れに百合は癒されていた。夜、寝ている百合はなにやらモゾモゾとする感覚に目が覚めると、息子が百合の浴衣をはだき触っていた。驚いた百合は何しているのと言うと、息子はかあさんとしたいと言い百合の体を弄った。百合は強めに拒否すると息子は項垂れて部屋を後にした。少ししてやはり息子が心配になった百合は後を追った。一人黄昏ている息子。百合は息子に近づくといいわよ、少しでもあなたが楽になるならと目を瞑り唇を差し出した...
たびじ 母と子のふたり旅 葵百合香
実家を離れて数年。一人暮らしをしていた。会社から健康診断へ行けと言われ受けた結果、胃の辺りに影が見つかった。突然のことでパニックになったが、母親に最後の親孝行をと温泉旅行へと招待した。楽しそうな母の姿に喜んだが、これが最後かと思うと気が重くなっていった。食事を頂きながらお酒が進む。酔っ払った母を抱え布団へと。その時はだけた胸元。私は思い切って抱きついたが母に諌められ外へ出て行った。数分後、私のそばに母が現れ、好きにしていいよと言ってくれて…。
たびじ 母と子のふたり旅 よしい美希
母に結婚の報告と日頃の労いの為、温泉宿を予約したが、旅行の数日前に彼女と別れてしまった。楽しいはずの旅行だが私の気持ちは沈んだままだった。母が心配そうにしているが私は彼女を忘れようと酒を煽った。酔った私は母を彼女だと思い襲ってしまっていた。はっと気が付いた私と母の間には気まずい空気が流れていた。翌朝、私はひとり温泉へと向かった。すると母が恥ずかしそうに入ってきた。そして大きくなっている私の下半身を優しく掴むと、そのままじゃ辛いでしょと優しくしごき始めた…。
たびじ 母と子のふたり旅 平岡里枝子
息子に温泉旅行へ誘われた母、里枝子。仕事一筋の夫と結婚してからは一度もなかった為、嬉しくて仕方がなかった。良さそうな旅館へと到着した二人は早速温泉へ向かう。爽やかな日差しの中里枝子は露天風呂を堪能していた。一方息子は里枝子のことを母親以上に思っており、この旅で秘めた思いを打ち明けようと思っていた。夕食、宿の料理とお酒に上機嫌な母。浴衣の裾から見える母の肢体に息子は我慢できなくなり里枝子を襲ってしまう。自己嫌悪に落ちる息子。里枝子はしばらく放心していた。暫くして里枝子は寂しそうな息子を見つけ部屋に戻った。息子の横顔を見つめる里枝子だったが、息子と目があうとごめんと言い、息子を抱きしめキスしまっていた...。
たびじ 母と子のふたり旅 美原すみれ
息子に温泉旅行へ誘われたははすみれ。温泉嫌いな夫と結婚してからは一度もなかった為、嬉しくて仕方がなかった。良さそうな旅館へと到着した二人は早速温泉へ向かう。爽やかな日差しの中すみれは露天風呂を堪能していた。その姿をこっそり覗き見る影。なんと息子がすみれの入浴を覗いていた。その夜、息子は母を癒すべくマッサージを行う。母の体に触れるたび秘めた思いに張り裂けそうになる息子。深夜、静かに寝息を立てる母。息子は我慢の限界に達しており、そっと母の布団をめくると、浴衣から覗く母の体を弄り始めた。体に違和感を感じ目を開ける母。驚き、やめなさいと息子に言うが、無理やりにキスをされてしまうすみれ。息子から女性として好きだと、ずっと我慢しなければいけないのかと言われたすみれは、息子のことが愛おしくて仕方なくなり、好きにしていいわよと息子に体を差し出した...
たびじ 母と子のふたり旅 成宮いろは
父を亡くし、女で一人で育ててくれた母を労う為、温泉旅館へと招待した。温泉へ浸かり、用意された食事に喜ぶ母。息子は母をもっと嫌すべくマッサージをし始めた。少しの沈黙の後、母は今付き合っている男性がいる事を息子に告げた。息子は母の告白に頭が割れんばかりの衝撃を受けた。深夜、母は熟睡しているが、息子は寝付けずにいた。今までの母との思い出が頭をよぎる。そして母を取られるくらいならと、母の布団を捲り体を弄り始めた。目が覚めた母は息子の奇行に驚いたが、男の力には勝てず、息子を受け入れ、自らも絶頂へ達してしまうのであった...
たびじ 母との再会 艶堂しほり
親父が再婚し、しほりは僕の継母になった。しかし、彼女は僕の元から去って行ってしまった。あれから数年たち、しほりから旅行に行かないかと誘われた。僕は逸る気持ちを抑え、しほりの元に向かった。親父としほりがまだ結婚していた時、急に親父としほりの関係が悪くなった。毎日のように泣いているしほりを僕は慰める事しかできなかった。親父は次第に家から離れて行った。僕としほりが男女の関係になるのは必然だったと思う。
たびじ 温泉旅情絵巻 8
湯煙宿にこだまする男と女の物語。静かに流れる川面が行く宛の無い男と女を優しく包んでいく。愛しているから壊れてしまう、カラダを重ねて戻れなくなってしまう男女6組の性行為。このまま時が止まれば良いのにね…。
たびじ 女流作家 結城みさ
叙情派の筆風で幾多の文学賞を受賞する人気女流作家美香(結城みさ)。そんな彼女のマネージャーとして、出版社との折衝等に奔走するのが、美香と血の繋がった弟、ハジメだった。南伊豆の海辺。美香の執筆部屋のある、海辺の別荘。執筆の手を止めた美香は、ハジメと熱く愛し合う。決して許されぬ、禁断の姉弟肉体関係。そんな人気女流作家の抱える衝撃のスキャンダルを嗅ぎ付け、東京から、ひとりのマスコミが、南伊豆の地に降り立った。
たびじ 腹違いの女 小池絵美子
遊び人の父親が遺した二粒の種。貧しい幼少時代を互いに手を取り合いながら生き抜いた腹違いの兄と妹は、それぞれ正反対の道を辿り、数奇なる運命の果てに、十数年後、山間のこの地で再会を果たす。業界屈指の艶技力を誇る美熟女スター小池絵美子が艶じて魅せる、涙ナミダの、背徳官能旅情エロドラマ。
たびじ 上司と部下 冬木舞
冬木は部下山根を連れ、農村活性化プロジェクトを視察すべく、僻地の山村に訪れた。山根は早速PCを立ち上げ、プロジェクトの進行を確認していた。冬木は農作業着に着替え、山根に指示を出した「ネクタイも携帯も禁止、今日は一緒に畑を耕すのよ」いつものスーツ姿の冬木しかしらない山根は、作業着姿で微笑む冬木に心を奪われてしまった。
たびじ 大阪のおかん 志村玲子
母子二人。息子が、生まれ育った大阪から東京に出て働いて稼いだ初任給で行く、親子水入らずの旅行。父が他界してからも何の不自由も感じる事もなく自分をここまで育ててくれた、おかんへの普段の感謝の気持ちを込めての旅行。しかし、過去に物心ついた頃から、二人の関係はおかんと息子以上の関係になっていた。互いの気持ちが複雑に交錯しつつも、激しくも濃密な時間を過ごす事となった二人の結末は…。
たびじ 水着の母 寺崎泉
浜辺に添えられたビーチチェア。息子マサルは背もたれに深く身を埋めてふぅと大きく息を吐いた。東京から走る事3時間半。これほどのロングドライブは運転免許を取得して以来初めてだった。波打ち際で、水着の女性がひとりはしゃぐように水と戯れていた。女性などと他人行儀に呼ぶ必要は無かった。マサルの母、イズミが、見ているこちらが恥ずかしくなるような小さめビキニで笑っていた。「ねえマサル!そんなところに座っていないでアナタも海に入りましょうよ!」満面の笑みの母にそう声をかけられた…。
たびじ 母と子 矢部寿恵
母子二人。親子水入らずの旅行。自分を育ててくれた母への普段の感謝の気持ちを込めての旅行。しかし、過去に物心ついた頃から、二人の関係は母子以上の関係になっていた。互いの気持ちが複雑に交錯しつつも、激しくも濃密な時間を過ごす事となった二人の結末は…。
たびじ 寒村の女医 Maika
360°パノラマで広がるのどかで牧歌的な風景を眺めて、正彦はハァ…と浮かないため息を吐いた。不動産業の会社にて、若手の営業マンをしていた。人使いの荒い上司に命じられて、寒村の茅葺き物件の調査に訪れた。会社の営業者で中央高速をすっ飛ばして来た。それでも、時刻は既に午後になっていた。そして、一人寒村を歩いていると、白衣で自転車に乗った村の女医さんが通り過ぎようとしていた。何気なく目線をやった瞬間に違和感に気付いた。何故なら5年前、正彦のもとを突然去った女性だった…。
たびじ 逃亡犯の女 星野あかり
道を歩いている女の姿。足はスニーカーを履いている。女の息使いは荒く、道端に立ちどまり、空を見上げる。美人逃亡者・真咲冴子(星野あかり)と、若手民宿経営者・たつおとの、偶然の出会い。そして、身の上話を語りながら共感していくうちに、たつおは、いつの頃からか、彼女に対し特別な感情を抱いていた。次第に、二人の関係は男と女の関係になっていた。互いの気持ちが複雑に交錯しつつも、激しくも濃密な時間を過ごす事となった二人の結末は…。