シリーズ: 丸呑み
丸呑み 第2巻 持田茜
地球制服を企むジャーク帝国の研究室で警報が!新開発の怪人が暴走し、研究所はパニックに。脱出を試みるも、行き着いた部屋で開発報告の無い怪人に襲われてしまう。同僚が丸呑みにされるのを目の当たりにし、恐怖に震える研究員。やがて、頭から、足から、そしてもう一体現れては二体によって上下から丸呑みされていってしまう…。何とか逃れ、たどり着いた部屋。そこには見た事も無い巨大な植物が。巻きつかれた触手によってエネルギーを吸われ、弱った体を飲み込まれていく。緑色に濁った植物の体液まみれになって、ゆっくりと体は沈んでいく…。
丸呑み 第1巻 陽多まり
秘密組織に属する怪盗マーキュリーはボスの依頼により、時価数十億円もの価値がある‘クレオパトラの涙’という宝石を盗みに、東京湾に浮かぶ孤島に潜入した。万条目誠一郎という財界を裏で操る男が所有するその島にたどり着いたマーキュリーだったが、目指す建物へ向かう最中の森で、未知の生物に襲われてしまう。マーキュリーの片足を飲み込んでいく未知の生物…。何とかナイフで退けるも、進入した建物の中で‘古代人の頭部’に舌でからめとられ、足元から、そして頭から飲み込まれていく…。